データマトリックスを使用したパッケージ単位の追跡
高速コンベア上のたばこパックのコードを正確に読み取り

関連製品

レーザースキャナの使いやすさと価格を実現した画像ベースバーコードリーダ

固定式バーコードリーダは、幅広いアプリケーションに優れた読み取り性能を提供します。
厳格な業界規制は、タバコメーカーにエンド・ツー・エンドのたばこトレーサビリティの確保を求めています。各たばこパックまたは電子たばこパックには、製造元、日付、ロットの情報、および内容を含む固有のコードが含まれている必要があります。この情報は、規制準拠と認証のためにデータベースに保存され、生産ラインから小売流通まで製品の登録および追跡に使われます。
レーザー刻印された DotCode またはデータマトリックスシンボルは、通常たばこパックの側面にあり、高速コンベアで移動します。このコードは、30~50桁で構成され、近距離で読み取る必要がありあす。時間が経つとコードの印字品質が下がり、読み取り難くなります。コードが読み取れないたばこパックはラインから取り出され、廃棄されるか、手作業で手直しが行われます。これは、追加の人件費や収益の減少でメーカーに影響を与えます。
コグネックスのバーコードリーダは、たばこのパッケージ単位に適したトレーサビリティを提供し、コスト効果が高く、設置およびメンテナンスも簡単です。DataMan 370 と 470 シリーズのリーダは、外付けの PC を使用せずに 1分間で最大 1,000 パックを処理します。高出力の統合照明は薄暗い生産環境で最適なイメージ形成を提供し、高度なバーコード読み取りアルゴリズムは、最も劣化したコードでも最大限の読み取り率で確実に読み取ります。DataMan リーダは、高速で信頼性の高いオートフォーカスを実現する高解像度のリキッドレンズ技術により、さまざまなワークディスタンスでもコードを簡単に処理できます。