荷物のソータ投入
トレーサビリティの向上、処理量の増加、ソータによる損失を削減
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固定式バーコードリーダは、複雑な高スループットな製造および物流アプリケーションの課題を簡単に解決します。
受注品が梱包され、出荷用に準備された後、正しい配送レーン/ゾーンにルーティングされる仕分けシステムに小包や封筒を導入する投入プロセスに入ります。流通、受注、および選別を行う施設では、その処理において、荷物の紛失または選別ミスの発生に苦労します。それにより、紛失した荷物を探す費用と時間が追加され、顧客の信頼度の低下など、いくつかの問題を引き起こす原因となります。紛失した荷物が見つからなければ、さらなる費用が追加されます。このような問題の原因の1つは、この処理においてトレーサビリティが不十分あるいは全くないことです。荷物がベルトから落ちたり、コードが正しく読み取られないことも原因です。
企業は、システムによる損失を減らすための戦略的イニシアチブを実施しています。トレーサビリティを導入するか、施設全体でそれを強化することで、紛失した荷物を最後にスキャンされた場所から探すというより簡単な方法に移行しようとしています。さらに、運用メトリックで効率性を判断し、ソートシステムへの供給を可能な限り速くすることで、スループットを維持しています。一般的に、このタスクにはハンドヘルド型スキャナが使用されますが、オペレータが片手で荷物を手に取り、もう一方でスキャンするため、効率が良いとは言えません。荷物が重ければ、スキャナを置いて荷物を投入プラットフォームに移動させなければならないため、効率性はさらに低下します。ハンドヘルド型スキャナの多くは、コードが一定の向きになっていないと読み取れないため、さらに取り扱いに時間がかかり、効率性が低下します。
現在の流通、eコマース、選別施設では、技術と労力の慎重な最適化が不可欠です。コグネックスが荷物投入時のスキャンの課題を解決する方法はいくつかあります。ソリューションは、スループット要件とオペレータ(手動タッチポイント)を適切な組み合わせで判断することにより様々です。
DataMan 370 および 470バーコードリーダを搭載したコグネックスの荷物のソータ投入スキャンソリューションは、コードを迅速かつ効率的に、正確に読み取るためのハンズフリーソリューションを提供します。高度なアルゴリズムとデコード技術を採用しているコグネックスのバーコードリーダは、損傷、汚れ、剥がれのあるコード、あるいは光沢のある素材で覆われたコードに対しても最大 99.9% の読み取り率を実現します。コグネックスのバーコードリーダはトレーサビリティが向上し、施設管理者はいつでも荷物の位置を確認できるため、損失を減らすことができます。コグネックスのバーコードリーダは、設備管理者が品質指標に使用できる出力データと画像をキャプチャして送信することで、上流のプロセスでの問題をより迅速に特定するため、時間と費用の節約となり、手直しも最小限に抑えます。