伝票配置位置決めおよび検証
荷物上の伝票のインテリジェントな位置決めと検証を実現

荷物上の伝票の位置決めは、適切な追跡記録と効率的な配送を徹底するために物流企業にとって重要です。伝票が不適切に配置されると、読み取りに影響を及ぼし、配送されなかったり、手作業でのリワークが必要となったりするため、費用と時間がかかります。また、伝票が均一でない表面に配置されると、剥がれやすくなり、しわになったり引き裂けたりする場合もあります。
しかし、荷物の中身は多様であり、すでにラベルが貼り付けられていることもあるため、荷物に伝票を配置する適切な場所を特定するのが困難な場合があります。
コグネックスの配置位置決めおよび検証システムは、二次元、三次元、ディープラーニングテクノロジを活用して、伝票の正確な位置決めを可能とし、伝票が適切な位置に正しく貼付されたことを確認します。これらのテクノロジが一緒に動作することで、箱の上の空きスペースや、独自に定義された位置など、新しい伝票を配置する最適な場所の候補を生成します。
このソリューションは、荷物の高解像度画像を取り込み、すでに貼り付けられているラベルとブランドデザインを検出し、膨らみやくぼみなどの均一でない表面を識別することで、伝票の配置に最適な位置を特定します。印刷・貼付ステーションへの搬送前後いずれでも、伝票配置の位置決めや貼付された伝票の検証に使用できます。
伝票が適切な位置に正しく貼付されていると、バーコードを確実に読み取ることが可能となり、手作業での調整を削減し、機器の問題(詰まりを引き起こす可能性のある伝票のはみ出し)を防止します。