レーザーによるドリル穴あけ、切断向けアライメント
損傷回避に役立つドリルと部品の間の正確な位置合わせ
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ロボットおよびステージ アライメント アプリケーション向けのコンパクトでパワフル、使いやすいビジョンセンサです。
正確で再現性のある部品/特徴検索テクノロジ
レーザードリル加工とスクライビングは、様々な電子ハードウェアやコンポーネントを製造するために使用されます。レーザーのビーム強度により、金属、プラスチック、セラミック、複合材料、ガラスなどのさまざまな材料に異なる直径の穴を掘削することができます。一般的には、レーザードリル加工は、回路基板製造工程で PCB に小さな「マイクロビア」を穴あけするために使用されます。このプロセスでは、わずかな損傷でも機械停止の原因となり、出荷量の低下を引き起こす可能性があるため、それを避けるためには、ドリルとボードの間の精密な位置合わせが必要です。製造されるハードウェアの部分によっては、機械が複数の部品をドリルまたはスクライブするため、複数の X-Y 位置調整を実行する必要がある場合があります。
コグネックス AlignSight アライメントセンサは、業界をリードする画像処理技術を使用して、そのフィデューシャルマークまたはコーナーを基準に PCB を位置決めします。次に、(回転とオフセットを考慮して)画像座標を変換し、ドリルマシンを開始位置または「ゴールデンポーズ」に移動します。AlignSight センサは、画像処理によるモーションコントロールキャリブレーションを迅速かつ自動的に実行することが可能で、画像処理エキスパートがいなくてもドリルマシンのアライメントが完了し、次の工程に進むことができます。高精度の結果とは、機器メーカーのサポートを必要とせず、サービスコストが低く、ダウンタイムが短くなることを意味します。センサの1つのカメラプラットフォームには、一体型照明、光学、イメージセンサー、プロセッサが一体化しており、カスタムビルドと比較してコスト競争力のあるトータルパッケージです。