OLED ディスプレイラミネーションアライメント
コグネックスのテクノロジは相互に関連する2つのパーツを揃えます
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OLED メーカーは、相互に関連する2つのパーツを揃えるために、ビジョン誘導モーションコントロールを必要としています。これは相対ポーズアライメントとして知られており、両方のパーツをアライメントの前に正確に位置決めする必要がある場合に行われます。相対ポーズアライメントは、一般的に OLED ディスプレイの製造時に、パネルやパーツがトレイからマシンに供給され、アライメントシステムが両方のパーツを相互の関係により位置決めする際に、必要になります。相対ポーズアライメントに関与する OLED アプリケーションには、OLED パネルのフロントエンド製造、およびラミネーション、接着、およびフレーム取付が含まれます。
コグネックスでは高精度のマルチカメラモーションコントロールとアライメントソリューションである AlignPlusにより、電子ハードウェアメーカーと OLED ディスプレイメーカーに相対ポーズアライメント機能を提供しています。AlignPlus は一体化されたマルチカメラモーションステージを使用して、構成部品を相互の関係に合わせて配列します。AlignPlus の使用により、PatMax および LineMax ツールは自動キャリブレーションテクノロジとの組み合わせにより、確実な特徴位置を取得します。取得した結果は、精度がミクロンレベルの相対ポーズアライメントを得るために、キャリブレートされたモーション座標に変換されます。
OLED パネルのフロントエンド生産
- AlignPlus は複数の蒸着段階やカプセル封入時に相対ポーズアライメントを実行します。
- AlignPlus はパネルの多フィルムレイヤのアライメントで5ミクロンより高い精度を達成しています。
ディスプレイのラミネーション
- 適切な位置でフィルムのレイヤを受け取るように、モーションステージがディスプレイを移動し回転させます。
- AlignPlus は相対ポーズアライメントを使用して、タッチセンサパネル (TSP) をカバーガラスの上にラミネートします。
- AlignPlus は相対ポーズアライメントを使用して光学的に透明な接着 (OCA) フィルムで、カバーガラスと TSP を OLED パネルにラミネートします。
ボンディング
- AlignPlus は相対ポーズアライメントを使用して、フレキシブル PCB (FPCB) を TSP とカバーガラスに接着します。
- AlignPlus はフレックスオンチップ (FOC) とフレックスオンガラス (FOG) を接着します。これには、相対ポーズアライメントが必要です。
カバーガラスアセンブリ
- AlignPlus は相対ポーズアライメントを使用して、カバーガラスをディスプレイパネルに取り付けます。
最終アセンブリ
- AlignPlus はコンシューマ電子装置の筐体上でモジュールとサブアセンブリを整列させます。