既定ポーズアライメント
コグネックスのビジョン対応アライメントはパーツを登録済みの最適な位置にもたらします

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正確で再現性のある部品/特徴検索テクノロジ
OLED メーカーは登録済みの最適な位置や既定ポーズにパーツを揃えるため、ビジョン誘導モーションコントロールを必要としています。これは既定ポーズアライメントと呼ばれており、多くの電子ハードウェアモジュールやサブアセンブリの事前アライメント、およびカバーガラスのスクリーン印刷時の OLED ディスプレイの詳細アライメントの両方にとって重要です。
コグネックスでは高精度のマルチカメラソリューションである AlignPlusにより、電子ハードウェアメーカーと OLED ディスプレイメーカーに既定ポーズアライメント機能を提供しています。AlignPlus は一体化されたマルチカメラとモーションシステムのキャリブレーションを;使用して、部品を登録済みの既定ポーズに揃えます。AlignPlus は、自動キャリブレーションテクノロジと組み合わされた PatMax や LineMax などのツールを装備した1つまたは複数のカメラから確実な特徴位置を取得することにより動作します。取得した結果は、精度がミクロンレベルの既定ポーズアライメントを得るために、キャリブレートされたモーション座標に変換されます。
カバーガラスのスクリーン印刷
OLED ディスプレイ生産では、カバーガラスをスクリーン印刷して固定した境界を作成し、ほとんど枠のないデザインを生み出します。このプロセスには既定ポーズアライメントが必要です。スクリーン印刷のアライメントは、通常複数の手順による閉ループプロセスにより実現されるので、サイクル時間が増えます。
コグネックスの AlignPlus マルチカメラアライメントソリューション:- 既定ポーズアライメントプロセスを高速化するとともに、精度も向上する
- 独創的なロボットカメラキャリブレーションツールとアライメントツールを使用してカバーガラスを既定ポーズに揃える一方、マスクとローラーは固定位置に留まる
- 少ない動きと高い精度でアライメントを完了する
- 特許を取得したキャリブレーションプロセス時に生じる極めて小さなシステム上のリニアおよび非リニアのステージエラ-源を補正する
- カバーガラスのマシン統合を簡素化する
- カスタム設計されたビジョンシステムの必要性を排除する
事前アライメント
事前アライメントはアライメントプロセスとは別個の手順であり、アライメント対象が詳細アライメントカメラの視野に入るようにするために使用されます。この種の粗いアライメントでは、ローディングや送り込み時に材料をマシンに提示する際のエラーが補正されます。従来は、機械的な停止機構やガイドがこの目的に使用されていました。ただし、部品が損傷するのを防ぐため、マシンメーカーはこのタスクを完了するために、ビジョンシステムに移行しています。
マシンビジョンのアルゴリズムと特許を取得したキャリブレーションを使用する AlignPlus:- 事前アライメントプロセス時に、既定ポーズアライメントを繰り返し、正確に実行する
- パーツの初期提示を補正する
- 薄く壊れやすい OLED ディスプレイへの損傷を防ぐ