USB コネクタの検査

USB-C 接続が機能していることを確認する

Mini USB connector inspection

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USB タイプ C コネクタは、その電力とデータ転送能力で、既存のさまざまな USB タイプのみでなく、その他のコネクタの代替品となっています。小型で、厳しい要求仕様で製造されなければなりません。USB-Cコネクタは、以前のUSBモデルよりもはるかに高い電力を処理することができます。しかし、小型で壁が薄いため、製造中に壊れやすく、電気的な問題のリスクを高め、欠陥があれば火災を引き起こす可能性さえあります。

成形ホルダーでコネクタをケーブルに接続する前に、内部を含むそのすべての側面(合計7面)に欠陥がないか調べる必要があります。考えられる欠陥には、様々な箇所で生じる傷、へこみ、変形、ほこりや内部の傷、余分な接着剤などがあります。このような欠陥の多くを高速で大量に移動する中で特定することは難しいことです。コネクタの小さな欠陥でも、電気接続の品質に影響を与える可能性があります。コネクタはソケット内部にしっかりと取り付けられていますが、取り外しは簡単です。このような USB コネクタは、電話機の寿命全体において正常に機能している必要があります。

現在の欠陥検出手順は、検査官が顕微鏡を使用して検査するか、従来のルールベースのマシンビジョンを採用した AOI マシンで、オペレータがモニターの画像を見て検査します。

製品見積り

Cognex Deep Learning の欠陥検出ツールと分類ツールを組み合わせることで、USB-C コネクタ検査を大幅に改善することができます。欠陥検出ツールは、良いコネクタと不良コネクタの両方の例を示すラベル付き画像を登録します。その後、機能に影響しないマイナーな外観マークを持つコネクタを通過させに、異常を検出してフラグを設定します。

分類ツールは、機能に大きく影響する外観のばらつきと、機能に影響しない外観のばらつきを学習します。これにより検出精度が向上すると同時に、繰り返し発生するエラーに関する情報を提供することで、機械の上流で発生する可能性のあるパフォーマンスの問題を特定し、継続的なプロセス改善をサポートします。

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