オイルキャップのアセンブリ

部品の向きを制御する画像処理センサ

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Oリングシールをオイルキャップに取り付けるなどの自動組立工程では、通常、振動式ボールフィーダーを使用してOリングとキャップを回転台に移動させます。オイルキャップのOリングの片側にシールビードがある場合は、オイルキャップがきちんと閉まるように取り付けるためにOリングとキャップの向きを確実に合わせる必要があります。通常、オイルキャップ組立てシステムに使用されるフィーダーボールは、機械的に部品の向きを制御しますが、Oリングなどの柔らかい部品の制御が簡単ではありません。少し湾曲のあるOリングは、完全に平ではないため、工具の前をすり抜けたり、上下逆さまになったりすることがあり、オイルキャップ組立てマシンを停止させる要因にもなりかねません。オペレータは、Oリングが逆さまのまま投入されて機械が停止すると、その都度調整が必要となり、オイルキャップ組立工程の効率性とスループットの低下につながります。

ダウンタイムをなくす画像処理センサ

逆さまになっているOリングを検知するには、Cognexの画像処理センサCheckerを使用し、フィーダーボールから投入されるOリングを確認します。この方法では、画像処理センサがOリングの画像から欠陥を見つけると、パターンセンサを使ってシーリングビードの有無を確認します。シーリングビードがない場合、画像処理センサは、Oリングが逆さになっていると判断し、フィーダーボールに戻して再投入するという信号をマシンに送ります。

Cognexの画像処理センサCheckerを使用して、Oリングの適切な向きが確保できれば、オイルキャップ組立工程のエラーを防止することができ、廃棄の軽減、不要な停止の排除、スループットの向上を実現することができます。
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