エンジンブロックのトレーサビリティ

サプライチェーン全体での一貫したエンジンブロックの追跡

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自動車部品のサプライヤは、トレーサビリティ機能を使用して、サプライチェーン全体で部品を追跡しています。エンジンブロックは本体に刻印された10桁の英数字のシリアル番号で管理されています。このシリアル番号を使用して、最終的な加工段階までそのブロックを個体管理し、追跡します。エンジンブロックに不良が見つかると、根本原因とその工程が特定されます。不良が見つかった場合、すべてのエンジンブロックには固有のシリアル番号が付けられているため、該当するシリアル番号のエンジンのみを回収することができます。

エンジンブロックのトレーサビリティの課題

製造工程全体で部品を追跡するには様々な課題があります。例えば、部品のシリアル番号が途中で消失していたり、鋳造工程後に読み取れなくなるといった問題が生じます。鋳造工程の鋳仕上げで作業員が行う研磨も、削り過ぎると、個々の特徴である外観を損ねる場合があります。

Cognex® の画像処理ソフトウェア、カメラ、赤色スポットライト照明を組み合わせることで、エンジンブロックシリアル番号を素早く正確に読み取ることができ、確実なトレーサビリティを実現することができます。Cognexの画像処理ツールSearchMaxは、シリアル番号の向きを三次元で判断することができます。シリアル番号の位置と向きを判別したら、特徴を読み取る独自の技術を搭載したCognexの画像処理ソフトウェアで個々の特徴を読み取ります。

Cognexの強力な文字認識アルゴリズムOCRMax™は、個々のシリアル番号(文字や数字)の特徴やシリアル番号が刻印されたエンジンブロックの背景の変化にも対応する柔軟性があり、読み取りの難しい状態であっても99.99% の読み取り率を実現します。
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