冷却モジュールの検査

30以上の特徴を検査して品質を維持する画像処理システム

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自動車の冷却モジュールでは、モジュールの種類、位置、コネクタの寸法分析、ホースクランプの位置など、複数の機能を検査する必要があります。一般的に自動検査ステーションには、幅広いバリエーションのセンサに取り付けられた複数の空気圧作動式リニアスライドと、様々なセンサを搭載した画像処理システムを使用して、個々の部品を検査します。この方法では、各スライドに約150万円の費用がかかり、冷却モジュールの仕様またはデザインが変更されるたびにスライドを交換しなければならないという課題があります。

冷却モジュール検査のための柔軟なソリューション

スライドの代わりにカメラを固定位置に設置するには30以上の画像処理システムが必要であり、それぞれに特定の照明が必要になります。その代わりに、1台のCognex® In-Sight® 画像処理システムをロボットに取り付けるだけで、安価な費用でより柔軟性の高い冷却モジュール検査が実現します。このような構成にすることにより、ロボットは画像処理システムを適切な位置に移動させ、画像処理システムは、複数の画像を取得して、処理をします。PatMax 画像処理ツールは、冷却モジュール、ホースクランプ、およびマッティングの位置を伝え、測定ツールがマッティングとホースクランプ間の距離を計算します。ヒストグラムツールは、冷却モジュールでその他に重要となるコンポーネントの有無を確認します。画像処理システムは、バーコードを読み取り、適切な部品番号であるか検証します。

リニアスライドとコンタクトプローブを取り除き、代わりに In-Sightビジョンシステムを取り付けることにより、今まで以上に大量の検査が可能になるため、製品回収の排除および製品の品質向上が実現します。ロボットと画像処理システムは設定を新しい製品タイプに対応して変更できるため、システムを停止したり、新しいツールを購入したりする時間と費用が削減できます。
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