バッテリー検査

バッテリーの特徴を検査し、ラベルの文字を読み取る画像処理システム

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スタート/ストップシステムは、駐停車や信号待ちなどの間にエンジンを停止し、発信するときに再始動させることで、アイドリングの時間短縮、燃料消費および排出ガスの削減を実現します。このスタート/ストップ技術が多くの自動車に採用されることに伴い、バッテリーの性能と信頼性はますます重要視されるようになってきましたが、バッテリー検査は通常手作業で行われるため、完全に正確ではありません。また、繰り返し作業であるため、作業員の集中力が途切れてしまうこともあり、その結果、不具合のあるバッテリーが納品されてしまう可能性があります。

100% インライン検査

Cognex® In-Sight® 画像処理システムと DataMan® ID リーダは、エラーのない100%の精度の検査を実現します。通常、6台の In-Sight 画像処理システムと1台の DataMan バーコードリーダで、納品前のバッテリーのラベルを5方向から検査します。In-Sight 画像処理システムは、ラベルの位置と欠落、ポールキャップおよびグリップの有無、バッテリーおよびベントの寸法を検査します。バッテリーの特徴が製品の仕様範囲内でない場合、そのバッテリーは取り除かれ、エラーがオペレータ用画面に表示されます。オペレータは、補修コンベアベルトから欠陥品を回収し、製品を再検査することができます。

バッテリーのラベルには、バッテリーの種類、製造日、および製品タイプなどの情報が含まれているため、トレーサビリティへ活用することができます。バッテリーの最終検査が完了すると、情報はラベルプリンタに送信され、データマトリックスコードとしてバッテリーに印字されます。アーカイブされたデータマトリックスコードのデータは、例えば苦情などが生じた場合に取り出すことができます。
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