パウチ表面検査

コグネックスのディープラーニングは、EV向けパウチ型バッテリーを検査します。

関連製品

In-Sight D900

ディープラーニング採用In-Sight ViDi画像処理ソフトウェア搭載

VisionPro Deep Learning

A breakthrough in complex inspection, part location, classification, and OCR

パウチスタイルのバッテリーセルは、ガス抜き処理で形状が不均一になります。治具形成後、セルパウチにアイロンをかけて伸ばし、表面を滑らかにします。パウチは、均一でしわが無く、曲がっていないことが重要です。セルバッテリーメーカーは、このステージに自動検査システムを導入して、表面の欠陥を発見します。パウチの複雑な表面の質感は混乱しやすい背景のため、しわ、泡、およびその他の欠陥が分かり難いことがあります。1つのセルパウチの外観は他と大きく異なることがあるため、すべての欠陥を明示的に検索するには、複雑で時間がかかりすぎます。

Cognex Deep Learning は、ディープラーニングベースのビジョンアルゴリズムを使用して、ラベル付き画像から学習することで、気泡やしわなどの欠陥を特定します。モデルは、欠陥を構成しない自然な変化を含むパウチ表面の通常外観を学習します。モデルの通常の外観とは異なるすべての特徴は異常と認識されます。これにより、Cognex Deep Learning は、広範な欠陥ライブラリを必要とせずに、すべての異常を確実かつ一貫して検出します。