積層アライメント
セルシートをピックアップして位置決めするマシンビジョン

関連製品

黒と黄の配色が目印のカメラはコグネックスの画像処理ソフトウェアに統合されています。

読み取りが難しい二次元および三次元画像処理アプリケーションを素早くセットアップして実装できるようユーザーをサポートします。
積層工程では、歪みやストレスがかからないようセパレータと電極 (カソードとアノード) が結合するよう複数のセルシートを重ね合わせます。正しく機能するには、重ね合わせたセルシートをミクロンの精度でアライメントが必要です。これは、セルシートの角をノッチに合わせます。ピック&プレースロボットがシートをピックアップして、適切な場所に重ねて正確に積層します。
VisionPro ソフトウェアを実行している4台の固定コグネックス産業用カメラ (CIC) は、コンベア上を移動する電極シートの写真を撮る位置に配置されています。二次元パターンマッチングの工業基準である PatMax RedLine は、ノッチの基準マークを特定し、LineMax は、エッジの交差点を位置決めします。コグネックスのVisionPro は、カメラおよびモーションステージ設計の広範囲な組み合せと素早く設定が行えます。モーションシステムに対して互いに正確にキャリブレーションされた複数のカメラを使用して高い精度を実現します。精度と速度のほかにも、ソリューションは、異なるカメラとモーション設定を処理するのに十分な柔軟性と、大量生産および製品の切り替えにも対応する素早い処理を提供します。