キャップ溶接のガイダンスと検査
組立ステージでキャップ溶接をガイドおよび検査する三次元画像処理

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黒と黄の配色が目印のカメラはコグネックスの画像処理ソフトウェアに統合されています。

PC ベースの開発環境を備えた三次元変位センサ
セルアセンブリでは、キャップをバッテリー缶のカバーの位置にガイドし、キャップと缶の隅を合わせて溶接します。電極はキャップ背面の2個の端子に溶接され、巻かれたセルシートを缶の内部に収納します。この処理は手作業できますが、三次元変位センサと工業用カメラによる超高速幾何学パターンマッチングを使用することで、溶接個所を探し、溶接の品質を検査することができます。コグネックスの3Dレーザー変位計は、+局と-局の接合部、局とキャップの接合部、缶とキャップの角の接合部などの溶接部を測定します。
溶接前キャップガイダンス
コグネックスの PatMax ソフトウェアは、三次元検査で対象エリアを位置決めします。レーザー変位センサーは、上部のキャップと電池缶の縁の高低差を測定し、適切な位置にあることを確認します。部品が水平で位置修正されている場合は、CIC のカメラは、スポット溶接または局部溶接のために選択された一連の点に沿って溶接機をガイドします。これは、部品が次の溶接ステーションで完全に密封される前の一時的なステップです。
100% 検査
2番目のステーションでは、別の3Dセンサーが缶とキャップの溶接されたエッジやコーナーを検査し、完全に密閉されているか、段差やくぼみ、破裂などの欠陥がないかを確認します。エッジ検査に合格した場合、小さな穴を通して安全にバッテリーに電解液を充填し、完全に溶接することができます。