ホイールとラグナットの締め付け

ナット自動締付ロボットのナットを位置決めするビジョンシステム

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組立工程でホイールのラグナットを手作業で締め付ける作業には多大な労力が必要です。ナットランナーは大きく重量もあり、各ホイールまで運んで必要なトルクを得るために人の手でひとつひとつホイールに当てられます。このような大きな装置の操作には、作業員の危険が伴います。また、トルクステーションに搬入される車両は同じ位置にあるとは限らず、ホイールが回転したり、斜めになったりしています。このような違いに加え、ナットランナーのサイズと重さが異なることは、工程自動化の大きな課題です。

コグネックスの二次元ビジョンシステムは、幾何学パターン照合ツールでホイールの種類を認識し、車軸の中心を検出します。ビジョンシステムは、ホイールの縁を検査して回転角を判断し、2本のレーザー十字線の間の相違を測定し、ホイールの回転および傾斜角を計算します。ビジョンシステムのデータは、ロボットコントローラに送られ、ロボットは手首をホイールの傾斜または回転角度に合わせて旋回し、ナットランナーを回転させてホイールの回転角に合わせます。次にロボットがナットランナーをラグナットまで誘導し、ナットランナーが必要なトルクで締め付けます。この作業を自動化することにより、作業の効率性が高まり、重いナットランナーを繰り返し操作する際の安全衛生上の問題を取り除くことができます。

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