車両サイドパネルの溶接

ピック・アンド・プレースをガイドし、完全なトレーサビリティが可能な画像処理システム

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通常、車のサイドパネルの溶接は手作業で行われます。大小の金属シートを正確にロボット溶接セルに投入する必要があります。溶接が完了したら、複数の溶接個所を目視検査します。最後に、オペレータが検査ステーションからサイドパネルを取り外し、輸送フレームに移動します。この手作業と目視検査は、ロボットでは大きなサイドパネルの位置を正確に特定し難いため、自動化は困難でした。

サイドパネルの配置

供給ラックへのサイドパネルの自動ラッキング、ラックからの取り出し、検査は、部品の位置を判断して、部品の欠陥を特定し、そのデータをロボットコントローラに転送することが、新しい三次元画像処理システムで可能になりました。ロボットコントローラは、画像処理システムから提供されるリアルタイムのデータを使用して、ロボットが三次元で部品の位置を特定できるよう操作します。1台のロボットが部品コンテナから小さな部品を取り出します。次のロボットが輸送ラックから大きな部品を取り出し、2台のロボットが溶接ステーションに移動し、ターンテーブル上の正しい位置にそれぞれの部品を配置します。

スポット溶接ロボットによる溶接作業が完了すると、2台のロボットがカメラを使ってスポット溶接を点検します。スポット溶接の数、位置、および精度を判断します。最後に、2台目のロボットが検査ステーションから溶接したサイドパネルを取り外し、輸送フレームに移動します。
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