イリノイ州ウォーレンビルのFord社のエンジン工場は、ロボットガイドシステムでバルブ接合部の非接触検査を行っています。
In-Sight®ビジョンシステムをABB社のIRB 140ロボットの6軸に設置し、16箇所を検査します。ビジョンシステムが部品を見れない場合は、ロボットが自分で部品が見える位置に角度を変えます。ビジョンシステムがバルブ接合部を捉えると画像を取り込みます。取り込んだ画像は、処理装置に送信され、In-Sightソフトウェアのパターン検出ツールで検証されます。16箇所すべての検査をパスすると、エンジンは次の工程に流されます。不具合が見つかると、ロボットコントローラがエンジンを修理処理に回します。このシステムが導入されてから、工場は1日2シフトで稼働し、生産品質も一貫して高くなりました。