Natick, MA, USA 12月 23, 2022
In-Sight 2800 ビジョンシステムでAIベースのパワフルなOCR機能をリリース
エッジラーニング技術により、文字読み取りアプリケーションを簡素化し、品質管理およびトレーサビリティを改善
マサチューセッツ州、ネイティック-2022年12月22日-産業用マシンビジョンのリーダーであるコグネックスコーポレーション(NASDAQ: CGNX)(以下「コグネックス」)は、In-Sight® 2800ビジョンセンサの機能を拡張し、光学式文字認識(OCR)の機能を搭載しました。新しい ViDi™ EL Readツールは、エッジラーニング技術により、反射面、低コントラスト面、非平坦面にある人間が読める文字を簡単に読み取ることができます。
コグネックスのビジョンシステム担当副社長であるLavanya Manoharのコメントは、以下の通りです。「エッジラーニング機能を備えたIn-Sight 2800は使いやすさをさらに向上し、経験レベルに関係なく誰でもAIベースのアプリケーションを実行できるようにします。ViDi EL Readは、複雑なプログラミング不要で、難しい表面の文字や複数行のテキストを同時に読み取るOCRモデルを簡単に設定することができます。」
弊社がサービスを提供するすべての業界の企業から、使いやすいOCRソリューションのご要望を頂いていました。食品飲料業界では、鮮度を確認し、消費者のリコールを防ぐために、湾曲面でも簡単に賞味期限を読み取ることができます。医療機器や製薬業界では、日付やロットコードを確認することで、ワクチンの効果や医療規格への準拠を確認することができます。また、物流施設では、さまざまな種類のパッケージに記載されたコードやテキストを解読し、正しい出荷経路を担保し、再作業を防ぐことができます。
OCRアプリケーションはセットアップに時間がかかり、高度な訓練を受けたエンジニアによる何時間ものプログラミングが必要なため、多くの企業がこの種の検査の自動化を実現できずにいます。ViDi EL Readツールを使用すれば、わずか10枚のサンプル画像で、数分でモデルをセットアップし、デバイスに直接展開することができます。検査結果の精度は信頼度スコアとして表示され、学習した各文字の下にリアルタイムで視覚的にフィードバックされるため、サプライチェーン全体にわたって信頼性の高いトレーサビリティを確保することができます。
In-Sight 2800ビジョンセンサは、複雑な分類アプリケーションを解決するために設計され、2022年4月に最初にリリースされました。現在、追加のツールを開発中であり、今後数カ月の間にリリースされる予定です。In-Sight 2800 の詳細については、弊社ホームページをご覧いただくか、COGNEX までお電話ください。
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