1月 21, 2013
コグネックス、 物流業界向け超高速・高性能バーコードリーダ 「DataMan® 503」を発表
~業界の常識を覆す読み取り性能により処理量の増大に大きく貢献~
コグネックス株式会社(本社 東京都文京区、代表取締役社長 井上 誠)は、本日、物流・郵便・小売流通業界向けの超高速・高性能な画像ベースの最新型工業用バーコードリーダ「DataMan® 503」を発表しました。「DataMan 503」 は、高速仕分け、幅広コンベア対応、多面読み取りなど、複雑な物流アプリケーションに対応できるようデザインされています。またHotbars™ 画像解析技術を搭載し、比類ない読み取り率を実現しています。さらに、バーコードの状態を視覚的に確認できるため、読み取れなかった場合の原因を画像で確認・解析し、即座に工程にフィードバックすることもできます。本体は可動部のない構造で耐久性に優れ、物流現場での使用に適したデザインとなっています。
高性能バーコードリーダ「DataMan 503」は、あらゆるバーコード読み取りアプリケーションにおいて最高性能を発揮します。その優れた機能と読み取り率は、これまでのバーコード読み取りの常識を大幅に覆すものです。
高い読み取り率が、手作業による非効率性を改善
コグネックスの画像ベースバーコードリーダは、レーザースキャナ方式では実現できない性能の高さとその導入効果が高く評価され、多くの企業で採用が進んでいます。さらに、コグネックスの画像ベースバーコードリーダは従来の技術の限界を超え、これまで不可能とされていた高速かつ高い読み取り率の両立を実現します。物流・流通業界でよく使われている多数のレーザースキャナやラインスキャンシステムを組み合わせた、複雑で高価なバーコード読み取りシステムから画像ベースのバーコードリーダ「DataMan 503」に移行することにより、読み取り率を劇的に向上させ、読み取り不良に伴う手作業での生産性低下を改善しコストの大幅削減を実現することができます。
難しい物流アプリケーションに最適な高性能バーコードリーダ
「DataMan 503」は、既存のDataManバーコードリーダの機能をさらに強化し、物流業界における画像ベースバーコードリーダの適用範囲を拡大しました。特に、高速仕分けライン、ベルト幅の広いライン、荷物の高さが異なるアプリケーションで威力を発揮します。
DataMan 503の主なアプリケーション
- 高速仕分け
- 多面トンネルスキャニング
- 広い視野でのプレゼンテーション・スキャニング
DataMan 503の主な特長
「DataMan 503」には、コグネックスのバーコードリーダ機能のすべてが搭載されています。
- 独自開発の“Cognex Hotbars” 画像解析テクノロジー
損傷・劣化・傷・ぼやけ・低コントラスト・高さ不足など、レーザースキャナでは読み取れないバーコードも読み取り可能。 - バーコードの状態を視覚的に確認可能
バーコードが読み取れなかったときの画像を保存することにより、不良の原因を視覚的に解析し、即座に工程へフィードバック可能。 - 長い製品寿命(高い耐久性)
レーザースキャナと比べ、可動部品がなく、耐久性に優れた構造。摩耗等による部品交換も不要。 - 設置・設定が簡単
複雑なセッティングを必要とせず立ち上げ工数の削減に貢献。複数台でのアプリケーションにおいても同期が簡単。
販売開始時期およびプロモーション
- 2013年1月22日(火) より販売を開始します。
- Cognexの物流業界向けバーコードリーダDataManシリーズと新製品DataMan 503に関する詳細は、 cognexlogistics.com をご覧ください。