5月 31, 2012
コグネックス、 画像処理センサChecker® 向けの新たな スマートディスプレイ「SensorView® 2」を発表
~PCを使わずに画像処理センサの設定・テスト・モニタリングが可能に~
コグネックス株式会社(本社 東京都文京区、代表取締役 島 清史)は、本日、同社の画像処理センサ Checker 向けの新たなスマートディスプレイ 「SensorView 2」 の発売を発表しました。 「SensorView 2 」を使用すれば、生産技術者(ユーザ)は 画像処理センサChecker 4G の設定・テスト・モニタリングを、あらゆる工程において PC を使わずに行うことが可能です。「SensorView 2」 は 、225 mm の大きなタッチスクリーンを採用しているため、工場の現場でも、見やすく、使いやすいディスプレイとなっています。 さらに、Ethernet 通信を内蔵しているため、画像処理センサChecker製品 がネットワークに接続されている場所であれば、どこにでも設置可能です。
また、「SensorView 2」 用ソフトウェアのユーザインタフェースは、標準の画像処理センサChecker シリーズの PC 用ソフトウェアと同じなので、今までPC用ソフトウェアを使用していたユーザは、新たに使用方法のトレーニングを受ける必要は無く、すぐに使うことができます。
今回発表した「SensorView 2」は、弊社が調査した “携帯電話のスクリーンよりも小さなディスプレイで画像処理センサを設定するのは、非常に困難だ” という現場ユーザからの意見を基に、従来よりもずっと大きな設定・操作用のタッチスクリーンディスプレイを採用しました。
画像処理センサの最新モデル「Checker 4G7S」は、この新しい「SensorView 2」 ディスプレイを採用し、よりお求めやすい価格にて、シンプルな欠陥検査アプリケーションのソリューションを提供しています。
「Checker 4G7S」 は、Checker 4G 製品群のハイエンドモデルと同じ解像度 (752×480)と、オプションのカラー照明およびフィルタを有し、幅広い検査用途で使用することができます。
さらに、マシンビルダは、Checker製品のための最新のソフトウェア開発用ツールキット「Checker SDK」を使うことで 、Checker を独自のカスタム HMI(ヒューマンマシンインタフェース)に統合し、運用管理に必要なパラメータを選択することが可能となります。 マシンビルダ は、検査の統計表示、複数のChecker からの画像の表示、画像データベースの作成および作業の切り替えなどを行うこともできます。SDK を使用することで、マシンビルダ は組み立てたマシンに Checker を容易に統合することができます。
イーサネットによる PLC 通信、多様なわかりやすい画像処理ツール、そして新たに採用した大きなタッチスクリーン ディスプレイ「SensorView 2」を備えた 画像処理センサChecker は、昨今の多忙な生産技術者のニーズに合った製品であり、多様な検査用途において威力を発揮します。
SensorView 2、Checker 4G7S および Checker SDKについての詳細は、 www.cognex.co.jp/Checker をご覧ください。