1月 19, 2011
コグネックス、Ethernet対応の高速画像センサ「Checker 4G」を発表
~Ethernet搭載で、工場ネットワークへの統合を簡単に実現!~
- コグネックス株式会社(本社 東京都文京区、代表取締役 島 清史)は、本日、画像センサCheckerシリーズの新製品「Checker 4G」を発表しました。「Checker 4G」は、これまでのChecker 200シリーズおよびChecker 3Gシリーズのパワフルさと簡単セットアップに加え、新たな機能として、Ethernetによるリモートセットアップに対応します。 センサの設定がEthernet通信で可能になっただけでなく、モニタリング用のEthernet通信、EtherNet/IP および PROFINET による PLC 通信、FTP サーバーへの検査画像の保存機能を搭載し、工場ネットワークへのデータ統合を容易に実現することができます。また、用途に合わせて、毎分6,000回の検査が可能な高速モデル「Checker 4G1」と、752 x 480の高解像度モデル「Checker 4G7」の2機種が用意されています。
<コグネックスの画像センサChecker>
Checkerは、カメラ、プロセッサー、照明、I/O、焦点距離の調整機能すべてをIP67準拠の頑丈な筐体に内蔵したオールインワンタイプの画像センサです。従来の光電センサでは、1点の状態変化しか取れませんでしたが、Checkerはコグネックスの高度な画像技術により、1台で検査可能な測定点を画像内で無数に設定することができます。また、Checkerはコグネックスの特許技術である連続画像解析テクノロジを採用することで、外部トリガを入力することなく最大で毎分6,000回(Checker 4G1)の対象物の有無判定ができるため、幅広い用途でお使いいただけます。さらに、コグネックス独自の画像技術により、製造ライン上を不規則な位置で流れる検査対象の製品の位置を追跡して検査を行えるため、整列していない製造ラインでも安定した合否判定の結果を、極めて正確なタイミングで出力できます。このような高速検査を実現できる製品は他にはありません。
<Checker 4G の主な特長> - カメラ、プロセッサー、外部入出力、照明や焦点距離の調整機能のすべてをIP67準拠の頑丈な筐体に内蔵
- 1分間に最大6,000個の部品を検出し検査が可能(Checker 4G1)
- 752 x 480の高解像度 (Checker 4G7)
- コンピュータからEthernetによるリモートセットアップと画像の表示が可能
- 特許技術の連続画像解析テクノロジを搭載し、安定した結果出力が可能
- 複数の部品特徴の有無または正しい寸法を検査可能
- EtherNet/IP産業用プロトコルに対応 (RSLogix500™ アドオンプロファイルを提供)
- PROFINET産業用プロトコルに対応
- FTPクライアント機能を搭載し、外部への画像保存に対応
- カスタム出力用の簡易ロジック
- 最大32品種の切り替えに対応
- 4点のディスクリート出力
- エンコーダ入力に対応し、正確な部品トラッキングが可能
- オプションでカラーレンズフィルタをサポート
「Checker 4G」は、Ethernet対応に加え、従来のChecker 3Gシリーズの機能を大幅にアップさせました。
すべてのCheckerモデルは、初めて画像センサを使うユーザーでも製品の不良検査を簡単に設定することが可能です。
<発売開始時期およびプロモーション>
◾販売開始 : 2011年4月20日
◾出荷開始 : 2011年5月中旬
◾価 格 : 99,800円より
◾Checker 4G についての詳細は、 www.cognex.co.jp/4G をご覧ください。