12月 15, 2011
コグネックスのハンドヘルド型 工業用バーコードリーダに ワイヤレスタイプが新登場
~イーサネット、RS-232およびUSBにも対応、 あらゆる場所でコードの読み取り、読み取りデータの取り込みが可能~
コグネックス株式会社(本社 東京都文京区、代表取締役 島 清史)は、本日、次世代のハンドヘルド型工業用バーコードリーダ「DataMan® 8000 シリーズ」の「新型ワイヤレスタイプ」を発表しました。この「新型ワイヤレスタイプ」のリーダは、ワイヤレス通信モジュールと Cognex Connect™ 機能が搭載されたベースステーションを併用して、最先端のワイヤレスコード読み取りアプリケーションを実行可能です。
さらに、この「新型ワイヤレスタイプ」のリーダは、作業範囲が最大100メートルと広く、オフライン、または範囲外でもコードを読み取れる大容量のメモリが搭載されています。標準装備のワイヤレスモジュール用ベースステーションは、予備のバッテリーチャージャを内蔵し、業界基準のイーサネット、USB、RS-232 ケーブルとの互換性も備えた、最も多様性のあるステーションです。
ユーザは、この「DataMan 8000 シリーズ」の「新型ワイヤレスタイプ」リーダを使用することで、 “いつでも”、“どこでも”、“簡単に”、コード接続を気にすることなく、工場内のあらゆる場所でコード読み取りを実行し、読み取りデータのモニタリングや保存など工場ネットワークに取り込むことが可能となります。
※)Cognex Connect は、USB や RS-232 などのサポートに加え、EtherNet/IP、PROFINET、MC Protocol などの工業用プロトコルによる柔軟な通信が可能なコグネックス独自の包括的な通信プロトコル製品です。
<DataMan 8000シリーズの主な特長>
- 有線と無線の両方をサポート
DataMan 8000 シリーズは、有線および無線の両方で工業用プロトコルをサポートし、統合が簡単で、インストール費用も削減でき、リモートアクセスで診断が可能な唯一の工業用バーコードリーダです。 - 柔軟性のあるモジュール
すべての DataMan 8000 シリーズのモジュールに共通するシステム独自のモジュラー式通信設計により、ユーザは RS-232/USB から工業用イーサネットまたはワイヤレス通信に切り替えることができます。ユーザは、モジュールの設置および通信方法を将来の要件に併せて変更することができ、これにより、高い費用対効果を実現することができます。 - 頑丈な筐体に搭載された最高の読み取り性能
工場フロアでの使用を考慮して開発された工業用バーコードリーダならではの頑丈な筐体に、コグネックス独自開発の特許取得技術である高度な読み取りアルゴリズム“1DMax™” および “2DMax™”搭載。この技術により、サイズ、品質、印字方法、表面条件に左右されること無く、どのような状態・種類のコードも高速で確実に読み取ることが可能です。 - 自動フォーカス調整機能を可能にするリキッドレンズ
DataMan 8000 シリーズは、リキッドレンズ(可変焦点)テクノロジを搭載することで、読み取りたいコードを自動でフォーカス調整でき、二次元の小さなダイレクトパーツマーク(DPM)や横長のバーコードのどちらも、1台のリーダで読み取りが可能です。
「DataMan 8000 シリーズ」は、正確な読み取り精度、高度な照明および光学装置、フィールドでの切り替えが可能な通信モジュールなど、標準装備される様々な優れた機能に加え、この“ワイヤレス機能”を加えたことで、最も柔軟性に優れた高度な工業用ハンドヘルド型リーダとして、FA現場での高い信頼性と堅牢性、ユーザビリティを提供します。
<照明タイプの異なる以下2モデルをご用意しています>
- DataMan 8500
コグネックスの特許技術である「UltraLight」 テクノロジを内蔵、難しいダイレクトパーツマーキングの 読み取りに優れた威力を発揮、コードや表面の品質にも影響されない安定した読み取り率を実現する 上級モデル (※UltraLight は、暗視野、明視野、拡散光のすべに対応した一体型照明です) - DataMan 8100
明視野照明のみを内蔵、コード読み取り技術はDataMan 8500と同じ機能を搭載
「UltraLight」を必要としないコードの読み取りに最適な普及モデル
<発売開始時期およびプロモーション>
■本リリースをもって販売開始といたします。
■ハンドヘルド型リーダ「DataMan 8000 シリーズ」および「ワイヤレスタイプ」についての
詳細は、 www.cognex.co.jp/8000 をご覧ください。