9月 08, 2009

コグネックス、特許をめぐる紛争で和解案に同意

この資料は、米国コグネックス社が2009年9月8日(米国現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳したものです。正式言語は英語であり、その内容及び解釈については英語が優先します。http://www.cognex.com をご参照ください。

米国マサチューセッツ州ネイティック(2009年9月8日)― コグネックスコーポレーション(NASDAQ:CGNX)は本日、Multitest Elektronische Systeme GmbHによるMVTec HALCON™マシンビジョンソフトウェア搭載機器の米国における輸入および販売をめぐる紛争について、Multitestおよびその米国子会社が提示した和解案に同意することを発表しました。なお、当事者間の和解条件は公開されておりません。

コグネックスは、米国国際貿易委員会(ITC)およびマサチューセッツ州の連邦地方裁判所に提出した訴状で、MVTec Software GmbHが販売するHALCONソフトウェアが、コグネックスのマシンビジョンの特許を少なくとも3件を侵害していると訴えています。ITCはMultitest以外の約20社についても、コグネックスが発明し特許権を有するマシンビジョン技術が搭載されたMVTec 製品の輸入・販売・使用に関し、特許侵害の疑いで調査しています。

和解が合意されたことにより、MultitestはITCの調査対象から外されました。同社は、連邦裁判所における訴訟の当事者ではありません。

コグネックス会長兼CEOのDr. Robert J. Shillmanは次のように述べています。「コグネックスは、Multitestがこの紛争を合理的かつ実務的な方法で解決するための決定を下したことを歓迎しています。当社は今後、コグネックス技術をMultitestの製品に組み込むため同社と協力していく所存です。コグネックスは最先端技術の研究開発に1億ドル以上の資金を投じています。当社に投資してくださる株主の皆様、当社独自の技術に対価を支払ってくださる顧客の皆様のために、あらゆる特許侵害に対して当社の特許を保護するべく、強い姿勢を貫き続けます。」

 

本件に関する日本でのお問合せ先:
コグネックス株式会社
法務部 須川映介
電話 (03)5977-5475 
メールアドレス eisuke.sugawa@cognex.com

コグネックスコーポレーションについて

コグネックスコーポレーション(「当社」または「コグネックス」)は、製造および流通業界の非常に重要な課題に対処するテクノロジを開発、商品化しています。コグネックスは魅力的な産業向け各種市場にわたり、大きな成長が見込める事業において、効率と品質を向上させるマシンビジョン製品/ソリューションのグローバルなトッププロバイダーです。コグネックスのソリューションは物理的な製品とソフトウェアを融合させ、視覚情報を取り込んで解析し、世界中の顧客が製造および流通業務を自動化できるようにしています。マシンビジョン製品は、電気自動車用バッテリ、eコマース用パッケージなど、個々の製品を探索、識別、検査、計測することによって、製造または流通および追跡を自動化する目的で用いられます。マシンビジョンは、人間の視覚では不十分で、サイズ、精度、またはスピードに関する要件を満たせない場合、または大きな費用削減や品質向上を継続できるような用途できわめて重要です。

コグネックスは、1981年の創業以来400万台以上の画像処理式の製品を出荷し、累積収入が100億ドルを超えるマシンビジョンシステム業界におけるワールドワイドリーダーです。コグネックスは、アメリカのマサチューセッツ州ネイティックに本社を置き、南北アメリカ大陸、ヨーロッパ、およびアジアで事業を展開しています。詳しくは、コグネックスのホームページ(www.cognex.com)をご覧ください。

接触:
Nathan McCurren
Head of Investor Relations
Cognex Corporation
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