3月 16, 2009
コグネックス、PCを使わずに設定可能な 新高速画像センサ Checker 3G1を発表
― 製品有無検出にも、計測用センサとしても最適 ―
コグネックス株式会社(本社 東京都文京区、代表取締役社長 井上 誠)は、本日、画像センサCheckerシリーズの新製品、Checker 3G1を発表いたしました。Checker 3Gシリーズは、状態の変化の有無の検知に優れた高速画像センサです。I/O、照明やワーキングディスタンス調整機能までをIP67準拠の頑丈な筐体に内蔵したオールインワンタイプのセンサで、毎分6,000個以上の製品のチェックが可能です。さらに、PCレスで設定が可能なティーチペンダントを使うことで現場でも簡単に設定が可能です。
■ オールインワンタイプの画像センサCheckerとは?
従来の光電センサとは異なり、1 台の Checker で検査可能な特徴の数に制限はありません。Checker は、連続画像解析テクノロジー(特許出願中)を採用することで、外部トリガを入力することなく製品の有無を判定できるため、導入が非常に簡単です。また、このコグネックス独自のテクノロジは、製造ライン上を不規則な位置で流れる製品を追跡して高精度な位置決めを行い、一貫性のある合否判定結果を極めて正確なタイミングで出力します。このような検査を実現できるセンサ、画像センサ、または画像システムは、ほかにはありません。
■ Checker 3G1の特長
Checker 3G1は、製品有無検出用センサとしても計測用センサとしても利用可能です。製品有無検出用センサは、輝度、コントラスト、パターンなどのワークの特徴の有無を確認し、計測用センサは、特徴の高さ、幅、直径などが正しいかを確認します。どちらの場合も、1 台の Checker でチェックできる部品の特徴の数は無制限です。また、Checker は、毎分6,000個(ppm)を超える速度で検出および追跡を実行することができます。生産ラインに合わせてさまざまな位置に配置でき、部品の位置検出での不正確さをなくし、安定した合否判定の結果を適切なタイミングで提示します。
■ 新ディスプレイ SensorView ティーチペンダントとは?
コグネックス独自の簡単設定を実現するOne-Click Setupテクノロジを搭載したディスプレイです。SensorView ティーチペンダントを使うことで、PCを使用せずに、現場で即座に設定が可能です。One-Click Setupとは、画像内にあるチェック対象をクリックするだけで、Checkerのセンサが画像内の特徴の属性を学習し、自動的に適切な合否判定条件を設定するものです。またSensorViewは、単なるディスプレイとしてだけではなく、Checkerで検査する部品の生産統計情報などの情報を表示することが可能です。この機能により、オペレータは、製造工程の監視、ジョブの変更、またパターンの再登録をPCなしで簡単に実行できます。なお、1 台のSensorView ティーチングペンダントで任意の数のChecker 3G1を設定可能です。
■ 発売開始日
Checker 3G1は、2009年3月17日より発売開始します。
■ 発売記念「お得なキャンペーン」を開始
Checker 3G1発売を記念してキャンペーンを行います。詳細は弊社まで
お問い合わせください。
実施期間:2009年3月17日から 2009年9月30日まで
詳細については http://www.cognex.co.jp/3G をご参照ください。
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