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新企業と新産業

コグネックス株式会社は、マサチューセッツ工科大学で視覚心理を教えるDr. Robert J. Shillman (ロバート・シルマン博士) が1981年に創立しました。Dr. Shillmanは、強弁を離れてコグネックスの設立を決断し、貯金10万ドルを会社に投資しました。MIT卒のMarilyn MatzとBill Silverを手伝いとして自転車を提供する代わりに夏の間だけMITを離れるよう説得しました。MarilynとBillにとっては夏の間だけの仕事のはずが、会社の共同経営者としてキャリアを積む足がかりとなったのです。この3人が"「Cognition Experts」からコグネックスと命名しました。

最初のビジョンシステム

コグネックス初のビジョンシステム「DataMan」が商品化されたのは1982年。DataMan は、部品に直接印字された文字/数字/記号の読み取りと認識、さらには品質保証能力のある世界初の工業用文字認識(OCR)システムでした。コグネックスの記念すべき最初の顧客は、タイプライタメーカーで、タイプライタの各文字の位置を検査する装置として購入されました。

コグネックスは、マシンビジョンという新しい市場に参入した最も古い企業の1つであり、その後すぐにこの市場の競争は激しくなりました。当初、マシンビジョンは「ロボット革命」の一部として注目されました。マシンビジョンは製造分野のみでなく、輸送や家事など、様々な分野にも革命を起こすと考えられていました。現実は、そんなに簡単ではなく、実現にも時間がかかりましたコグネックス初のビジョンシステム「DataMan」が商品化されたのは1982年。DataMan は、部品に直接印字された文字/数字/記号の読み取りと認識、さらには品質保証能力のある世界初の工業用文字認識(OCR)システムでした。コグネックスの記念すべき最初の顧客は、タイプライタメーカーで、タイプライタの各文字の位置を検査する装置として購入されました。

第1の障害

コグネックスの画像処理を採用する顧客が増え続ける一方、会社のビジネスモデルに深刻な課題が浮上しました。当初、画像処理アプリケーションの実装には、プログラミングの知識が必要であり、ユーザーからのサポート要請も急増しました。

さらに、工場の条件もさまざまでした。初期のシステムは、照明、反射、影などの条件が管理されている開発施設以外では確実に機能しないことも少なくありません。 画像処理の性能に対する誤解と、工場における信頼性の低さが加わり、多くの画像処理会社が顧客アプリケーションのサポートに多くの時間を費やす結果となっていました。そのため、コグネックスを含む画像処理ビジネスに参入した多くの会社が損失を出していました。

1986年、コグネックスはシステムの信頼性を回復する大きな技術革新を迎えます。 共同設立者であるBill Silverは、グレースケール画像で素早く正確にパターンを検出する「検索」と呼ばれる強力なソフトウェアツールを開発し、ユーザーの画像処理システムの性能を劇的に向上させることに成功しました。

同じ時期、コグネックスは、会社の生き残りと市場におけるリーダーシップを保持を支援する新しいビジネス戦略も開始していました。

その戦略は、標準のマシンビジョン用ハードウェアおよびソフトウェア製品を開発して、工場に販売した製造機器にマシンビジョンを統合できる相手先商標製品の製造会社 (OEM) に販売するというものでした。OEM には、画像処理アプリケーションをプログラムする専門知識を持つエンジニアがいます。また、エンドユーザーに画像処理がすでに組み込まれている設備を提供することができます。

優れた技術と新事業の組み合わせがコグネックスの成長と成功を導き、他のビジョン参入企業に勝る強さを確保しました。

Semiconductor Success

半導体事例

OEM サプライヤとしてのコグネックスは、マシンビジョンが重要な競争性利点を提供できる市場を模索し始め、すぐに半導体と電子機器資本設備産業に市場を見出しました。

この産業では既にビジョンシステムによる生産高増加、脆弱な半導体部品の手作業を排除した整頓された作業環境の維持、回路サイズの縮小、およびシリコンウエハーのチップ増量などの効果を認識されていました。

資本設備メーカーの多くが、既に社内のビジョンシステム開発部を設置していましたが、コグネックスは、OEMの社内ソリューションに打ち勝つ効率的なソリューションを提供するマシンビジョン技術を得意とする戦略を続けました。

その結果、半導体および電子資本設備メーカーにマシンビジョンを提供する大手サプライヤとなり、コグネックスのビジョンシステムは半導体製造や基板製造などさまざまなメーカー設備に統合されるようになりました。

1990年代には、マシンビジョン支援生産を推進するメーカーと協力し、さらに機能を増やした画像処理アルゴリズムを開発し、半導体および電子機器メーカーの速度と性能要求に応えてきました。コグネックスの画像処理は、さらに多くの製造工程に導入されるようになりました。  

現在、マシンビジョンは、実質的に半導体製造業のあらゆる段階に欠かせない要素であり、そのアプリケーションの多くはコグネックスのエンジニアが開発したものです。2005年、コグネックスの創立者Dr. Robert J. Shillman、Bill Silver、Marilyn Matzは、半導体製造業における重要な技術的貢献を称えて、Semiconductor Manufacturers International (SEMI) が主催する2005年度のSEMI Awardを受賞しました。

NASDAQ

コグネックス市場リーダーとなる

コグネックスのOEM向け戦略は成果を上げました。1987年初頭、設立後初めて黒字を記録しました。1989年、コグネックスは1株$1.38でナスダックに上場し、その後1年以内に株式相場が3倍になりました。

この時期、コグネックスは海外進出を果たしています。

1989年、コグネックスは初の海外事務所をドイツのミュンヘンに開設しました。1990年、日本における大型の半導体および電子資本設備事業の成長に伴い、コグネックスは東京を拠点にした子会社「コグネックス株式会社」を設立しました。現在、コグネックスは北米、ヨーロッパ、およびアジアにオフィスを構え、ワールドワイドな顧客ベースに対応し、コグネックスの製品を扱う販売店を世界中に数百店舗以上保有しています。

1995年、アメリカ本社の半導体産業向けウェハー認識装置メーカーAcumenと初の合併を果たしています。この合併は会社の成長に大きく貢献すると共に、マシンビジョンの新市場進出の足がかりの役目を果たしました。

Shipments

マシンビジョン市場の拡大

1990年代中頃、コグネックスは当初曖昧さが証明されたエンドユーザー市場に焦点を戻しました。そのため、コグネックスは、少しのトレーニング、または全くトレーニングしなくても工場の現場で使いやすい新しい画像処理システムの開発に集中しました。

1994年、エンドユーザー向けPCベースの画像処理システム「Checkpoint®」を発表しました。

2000年、エンドユーザー向け画像処理の方向性をカメラ、プロセッサ、および画像処理ソフトウェアを携帯電話と同様の大きさの1つのコンパクトなユニットに収納する「In-Sight®」へと大きく舵をきりました。In-Sightは、工場現場で技術者の使い勝手を大幅に向上させ、プログラミングのアルゴリズムを一般的なビジネス用スプレッドシートプログラムと同様のシンプルな「ドラッグ・アンド・ドロップ」インタフェースに置き換えたことにより画像処理アプリケーションの設定ができるようになりました。

同時期に、1つの目的で使用する超シンプルな「Checker® 画像処理センサ」も発表しました。これは、欠品検出などのアプリケーション用光電子センサと互換性があります。2004年には、初のハンドヘルド型画像処理製品であるIDコードリーダ「DataMan」を発表しました。この新製品は、コグネックス初の画像処理システムとIDアプリケーションから「DataMan」と命名されました。

これら重要な機能と使いやすさは、マシンビジョンアプリケーションの実施コスト低下と伴い、製造業界におけるマシンビジョンの導入に大きく貢献しました。

半導体製造業はコグネックスの重要な産業の1つですが、医療、自動車、ヘルスケア、包装、航空宇宙、消費者製品製造などの産業もコグネックスの売上を構成する重要な産業です。

Shillman Early Product
DataMan

21世紀のビジョン

現在の画像処理システムは、1980年代初頭に最初のDataManシステムが開発されてから長い年月が経っています。現在コグネックスのお客様が利用可能な機能とユーザー中心のデザインは、新しい画像処理技術の開発および最も困難な工業用画像処理アプリケーションの課題解決において30年以上培ってきた経験に基づいています。

コグネックスは、今でも「画像処理エキスパート」の会社として活動しています。コグネックスは、画像処理によって競争上の優位性を確保できる新しい市場を模索しながら、工業用マシンビジョンの性能を高める新しい方法を模索し続けています。