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ラインスキャンとエリアスキャン技術の比較

Line scan vs area scan Large

対象物の画像を取得する方法には、エリアスキャンとラインスキャンの2種類があります。最も一般的な二次元マシンビジョンシステムは、エリアスキャンカメラを使用しますが、取得時にピクセルの行列全体が露出している必要があります。一方、ラインスキャンカメラには 1 行のピクセルのみを取り込み、最終的な二次元画像をピクセルラインで作成します。製造および物流の生産および流通ラインは、この特殊技術を使用して、素早く高解像度の画像を取り込み、詳細な部品検査を実現しています。

アプリケーションによっては、エリアスキャンシステムよりも、ラインスキャンシステムの方が適していることがあります。それはどのような場合でしょうか?

現在のラインスキャンカメラは、1ラインあたり500~8000ピクセルで利用可能であり、1秒間に67000ラインの高速ライン取り込みが可能な機種もあります。最新世代のラインスキャンカメラは、これまで高解像度ビジョン画像のクラスタを必要としていたアプリケーションでも威力を発揮します。この性能により、ラインスキャンカメラは、プラスチック、テキスタイル、金属、紙などの連続的または不連続な「ウェブ」表面検査で対象物の画像を取り込むのに理想的な選択肢になります。ラインスキャンカメラでは、円筒形オブジェクトを「展開」させて、表面全体を取り込むこともできます。また、フラットパネルディスプレイ、太陽電池、自動車部品など、精密な測定や欠陥検出に高解像度のイメージングが必要な大型オブジェクトも、この技術に適しています。また、ラインスキャンシステムは、各ライン取り込み時に対象物の一部を表示するだけで済むため、対象物全体を完全に取り込む必要はありません。このため、視野や取り付けスペースが制限された場所でも機能します。

ほとんどのマシンビジョンシステムと同様に、ラインスキャンシステムは、マシンビジョンソフトウェアを実行するカメラとPCまたはビジョンコントローラで構成することも、1つのパッケージに含まれるカメラとソフトウェアを備えた組み込みシステムとして構成することもできます。食品や飲料、エレクトロニクス器、パッケージング、物流のどの分野でも、ラインスキャンカメラ技術は、エリアスキャンカメラでは難しい、高速移動、大型、円筒形のオブジェクトの高解像度画像の取り込みが可能です。

ラインスキャンカメラ技術の利用については、コグネックスの無料「ラインスキャンビジョン技術の入門エキスパートガイド」をダウンロードしてお読みください。

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