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カラー画像とディープラーニングで可能となる5つの検査

D900 Color imaging banner

コグネックスの PC ベースのディープラーニング検査ソフトウェアである VisionPro ディープラーニングアプリケーションのほぼ 30% にカラー画像が使われています。これは、色は多くのアセンブリ検証および欠陥検出アプリケーションにとって重要な特徴であるためです。

2020 年の春に In-Sight D900 を発売したとき、ディープラーニング技術が直接埋め込まれた In-Sight スマートカメラは今までにない製品であることを知っていました。また、お客様と話し合い、フィードバックを真剣に受け止めるだけで、製品をより良くする方法があることもわかっていました。

In-Sight D900 の初期モデルではモノクロ画像しか生成できませんでしたが、In-Sight D900 Color は、現在は自動化されているインライン検査の範囲と幅を大きく広げました。

可能になった 5 つの検査と、それにカラーイメージングが不可欠である理由を次に紹介します。

異物検出

コンベア上の異物検査

写真はピーナッツのパッキング工場です。コンベア上ではハニーローストのソルティピーナッツが会社の基準を満たしているか検査されています。それに合格すれば、フットボールゲーム場でのスナックとして日曜日の午後に誰かの手に渡る運命をたどるでしょう。この工場で最後に検査されるのは、スナックに不要な異物が混入していないかどうかです。検査官の手袋が検査中に敗れて、破片が混入する可能性がないとは言えません。モノクロ画像のビジョンシステムで紫色のラテックス手袋の破片をピーナッツの山の中からで見つけることはほとんど不可能です。

キッティング検証

似ているが色が異なる製品を検証するキッティング検査

組み立てられたキット、例えば注射器、包帯、その他の消耗品が入った医療用ポーチには、実際には非常に異なるが見た目が似ている物が入っていることがあります。医療キットに異なる薬品(インフルエンザの予防注射、アドレナリンなど)を含む注射器が含まれている場合、注射器自体は違いを示すために色分けされる可能性があります。モノクロのビジョンシステムは、これらの重要な違いを同じものとして扱います。カラー画像なら、見た目は似ているが実際には異なる部品が適切に含まれていることを確認するのに役立ちます。

後部アシストパーキングセンサ検査

D900 Color による RPA 色の識別

最近のほとんどの車には、標準的な安全装置の 1 つとしてカメラが搭載され、ドライバーによる駐車や後退の手助けをしています。カメラは、バンパーに埋め込まれたセンサと連動しています。メーカーは、そのカメラがバンパーと同じ色であることを確認する必要があります。多くの自動車メーカーは、センサに 25 色以上のバリエーションを揃え、同じ色で異なる形状のセンサも揃えています。このセンサを検査するには様々な課題がありますが、絶対に必要となるのは、ディープラーニングとカラー画像です。

白いボトルの白色検査

消費者向け製品のパッケージ検査におけるホワイトオンホワイト検査

消費者向け製品または食品飲料産業では、製造におけるある時点でボトルと同じ色の液体(内容物)を検査しなければならいことがあります。カラー画像を使用しなければ、検査システムは容器から液体が漏れていることに気付かない場合があります。

冷凍ピザ

冷凍ピザに不要な異物を見つける

誰でもピザは好きです。冷凍ピザでも同じです。特にペパロニピザは人気です。しかし、ペパロニピザの上にキノコが乗っているのは苦手な人もいるかもしれません。コンベア上の冷凍ピザを検査するとき、モノクロ画像では、トッピングが適切であるかどうかを確認することが難しく、トッピングに間違いがあっても気づかないことがあります。カラー画像なら、冷凍ピザ検査官は、ペパロニが本当にペパロニであり、赤ピーマンやタマネギやサラミや他の不要なトッピングではないことを確認することができます。

紹介した例は、カラー画像とディープラーニングの組み合わせを活用する検査の一例に過ぎません。ディープラーニングのプロジェクトに興味をお持ちの方は、下の電子ブックをご覧ください。

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