お客様の事例

仕分けと不良品をなくすための梱包ラインのアップグレード

関連製品

2D Machine Vision Systems Insight 7000 and hand holding In-Sight 9000

In-Sight ® 画像処理システムは

検査、識別、位置決めする能力に非常に優れています。

固定式バーコードリーダ

レーザースキャナの使いやすさと価格を実現した画像ベースバーコードリーダ

コグネックスのビジョンシステムによる
ボトル詰めプロセスの向上

一般消費者向けの製品を提供している世界有数の飲料メーカに対し、パッケージ材料を提供することは非常に厳しい業務である。レクサムは、ボトルに傷がないこと、清潔さ、そして安全基準を満たすためのビジョンベースの自動検査システムを導入した。

レクサムは、消費財用のパッケージ材料を製造している世界的企業で、化粧品、医薬品、食品、飲料品の各業界に向けたプラスチックパッケージ材料の世界的リーダである。レクサムのプラスチック飲料ボトル事業は、ドイツ、スウェーデン、そしてチェコ共和国で展開されている。スウェーデンには、食品および飲料用のプラスチック製造工場が2つあり、缶およびボトルの工場もある。

大きな期待

レクサムの顧客は、北欧諸国の大手ソフトドリンクメーカで、カールズバーグやスペンドラップ、コカコーラなどがある。どの顧客も、プラスチックボトルの品質、ロジスティクス、外観、エンドユーザの満足度に大きな期待と高い要望を持っている。リンチェピングやほかの地域にあるレクサムのボトル工場では、北欧諸国で販売されているすべてのソフトドリンクボトルの80%を製造している。

レクサムのリンチェピング工場では、1年365日、24時間5交代制で飲料ボトルを製造している。レクサムでは、主に、リフィル用およびリサイクル用の2種類のボトルを製造している。リフィル用のボトルは、洗浄と詰め替えを行って最大25回使用し、リサイクル用のボトルは、1度使用したら破砕されて、新しいボトル、フリース生地、あるいはポリスエステルを原料とするほかの製品の原材料として再利用される。

ビジョン: 長期的な品質管理に対する主要な投資

1990年代の終わり頃までに、レクサムは品質の向上、および製造した飲料ボトルの欠陥の低減のために、ビジョンシステムの導入に踏み切った。その後、同社は、ある重要な顧客からポリエチレンナフタレン(PEN)を材料としたビールボトルの開発を依頼された。このボトルは、PETボトルと比較すると、質感がガラスに近く、高温の洗浄に耐えることができる。

顧客との関係を改善

PENボトルの製造において、一部のボトルに気泡が混入するという問題が発生した。顧客は、この気泡がひび割れの原因となり、異物が混入するのではないかと危惧した。レクサムは、不良ボトルを排除することで問題を解消し、欠陥率を限りなくゼロに近づけるために、コグネックスのビジョンシステムを導入することを決定した。リンチェピングにあるレクサム・ペテイナのプロダクションマネージャであるアーバン・ラッソン氏は、次のように当時を振り返っている。「顧客との緊張した関係は、問題が解決されると、プラスの関係へと転じた。これを皮切りに、レクサムのほかの生産分野でもさまざまな品質管理プロジェクトがスタートし、ビジョンシステムの導入が当社の重要なコーナーストーンの1つとなった」

信頼性の高いリフィル

レクサムは、ビジョンシステムへの投資を拡大し、リフィル用ボトルの品質保証にも対応することにした。メーカによる充填作業では、ボトルが丁寧に洗浄される。製造時におけるビジョンシステムの品質管理検査では、洗浄できない異物や混入物を含むボトルを検出する。個別のボトルの製造時に、気泡など、視覚的に判断できる問題も発生する。これらはボトルが膨張していると、検出される。ビジョンシステムは、漏れ防止のためにボトルキャップがしっかり閉まっているかどうかの検査も行う。この数年、ボトルの外観も重要視されるようになった。傷、欠け、そして気泡などの外観上の問題のあるボトルは、機能上の問題がなくても、ビジョンシステムによってシステマティックに処理される。

環境にやさしい

レクサムにとってビジョンシステムの導入は、資源効率の高い企業になるための取り組みの一環であった。激しい競争において品質と顧客満足度を高めるため、ビジョンシステムを導入することによって、ボトル製造の品質が保証される。また、ビジョンシステムを利用した検査によって、不要な廃棄物も最小限に抑えられるのである。

In-SightとPatmaxのコンビネーション:パッケージ業界が選ぶビジョンソリューション

アーバン・ラッソン氏は次のように述べている。「この5~6年で、ビジョンシステムへの投資は完全に回収された。年間何百万本も製造されるボトルを手作業で無作為抽出試験することはまったく不要になり、すべてのボトルをシステマティックに検査できるようになった。また、自動検査を通じて、さまざまな品質管理基準をカバーして、エラー発生を極限まで抑えることに成功した」

プラスチックボトルの製造はその品質管理体制の下、現在も続いており、新製品も次々と開発されている。

アーバン・ラッソン氏は言葉を続ける。「当社がコグネックスを選んだ理由は、ビジョンに関する技術とパッケージ業界のニーズについて、コグネックスが豊富な知識と経験を有していたからだ。コグネックスは、25年にわたって工業用ビジョンテクノロジの開発と提供を続けており、コストパフォーマンスを高めるだけではなく、製造エラーを限りなく、あるいは実際にゼロにしてきた。レクサムは、高速移動する物体の自動検査および検証に適したIn-Sight®シリーズのビジョンセンサを選んだ。また、PatMax®ソフトウェアは、特性と対象物の特定に適しており、消費財のパッケージの検査に最適である」

そしてアーバン・ラッソン氏は、次のように言葉を結んだ。「パッケージ業界では、視覚的および機能的な条件が重要なものとなってきている。私たちのお客様は、パッケージデザインをますます重視するようになってきた。よく考えられた作業方法、予防的なメンテナンス手順、そしてさまざまな改善プロジェクトにより、当社は顧客のあらゆるニーズに生産ラインを適合させることに成功した。継続的な各種改善を続けたことで、当社は品質に対する高い評価を得ることができたのである」

 

Related Customer Stories

注目のコグネックス製品

サポート、トレーニングなどにまとめてアクセス

MYCOGNEXに登録する

お気軽にお問合せください

Cognex は世界中でお客様のビジョンと工業用バーコドリーダのあらゆるニーズをサポートしています。

お問合わせ