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Johnson & Johnson社 – コグネックスの画像処理システムで無駄を削減し、効率を改善

Unilever In-Sight FMCG

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タイの消費者向け製品市場は、主に政府の手厚い支援と好調な輸出のため、堅調を続けています。国際的なメーカーは、この市場を最も効果的に活かすために、生産性を向上させて生産コストを下げる一方、最高品質の消費者向け製品を提供し続ける新しい方法を探求する必要があります。

米国に本拠を置くJohnson & Johnson社は、乳幼児ケア製品、消費者向けヘルスケア製品、美容製品などの日用消費財を提供する世界最大規模のメーカーです。Johnson & Johnson社は、地域製造ハブとして中国とインドに加えてタイを選択しました。同社の工場はラカバン工業団地地区にあり、500人を超える従業員を擁しています。

Johnson & Johnson社は、生産工程のすべての段階において非常に厳格な品質管理基準を定めているため、品質保証(QA)の点で申し分のない評価を得ています。同社は、生産工程管理、労働安全衛生基準、環境影響分析、社会的責任活動などの技術開発、工場管理システムに多大な投資を行っています。

センサテクノロジから画像処理システムおよびアプリケーションへの移行

同社は、生産ラインに画像処理システムを採用する前は、生理用ナプキン製品の材料層などのコンポーネントについて、既存のセンサシステムを使用して完全性をチェックしていました。しかし、既存のセンサシステムでは、デザインが新しくなり、機能が追加された製品の場合、新しい紙のパターンと色を適切に読み取ることができません。そのため、センサシステムが機能せず、装置が停止してしまいます。従業員が毎回センサ位置を調整する必要があったため、大幅な生産のダウンタイムと不必要な無駄が発生していました。

Johnson & Johnson社は、この問題を克服するために、既存のセンサシステムから画像処理技術を使用した画像処理システムにアップグレードすることにしました。この変更の目標は、不完全な生産工程に伴う経費を削減し、工場の生産効率と実効性を向上させることでした。さらに重要なこととして、画像処理システムの導入によって、同社が生産する全製品の品質標準を管理することを目的としていました。Johnson & Johnson社のモットーである「欠陥品は決してお客様に届けません」を達成することが目標です。

コグネックスのASP(オートメーションソリューションプロバイダ)であるServo Dynamics社(タイ)は、設備設置の前後に渡って助言とサポートを提供し、最適な画像処理システムソリューションを提案しました。Servo Dynamics社はJohnson & Johnson社に対し、設置前にフィジビリティスタデイを行って、コグネックスを含むいくつかのビジョンシステム製品を評価することを勧めました。

このフィジビリティスタデイでは、効率、機能と特徴、検査速度、工場ネットワークなどのバックエンドシステムとの通信オプション、価格の観点から、各画像処理システムの詳細な特性が比較されました。テストを行った作業チームは、コグネックスの画像処理システムを選定しました。このシステムが、機能、読み取り速度、ソフトウェアアプリケーションの設定の容易さの点で、Johnson & Johnson社の要求仕様を完全に満たしていたためです。生産ラインごとに異なる要求仕様に対応できる、完全なマシンビジョン製品を提供できたのは、コグネックスだけでした。Johnson & Johnson社にとって決定的な要因は、コグネックスがマシンビジョンテクノロジの研究開発に多大な投資をしてきたという事実でした。

Johnson & Johnson社は、同社の生産ラインにおける画像処理システムのニーズを満たすために、下記のコグネックス製品を選定しました。

  • In-Sight® Micro 1100 - 完成品の検査に使用されます。すべての製品がJohnson & Johnson社の高い基準を満たしていることを保証するために、In-Sight Micro 1100を使用して、製品が梱包され出荷される前の最終検査を行います。
  • In-Sight 5600 - 生理用ナプキンの内側および外側の周縁の画像を取り込むために使用され、各層の素材が完全で欠損している層がないことをチェックします。
  • Checker® 202 - 粘着テープの画像を取り込むために使用されます。従来のセンサシステムの替わりに導入されました。
  • In-Sight 5110 - 生産ライン上でタルカムパウダーの缶のバーコードを読み取るために使用されます。

専門チームによるシステム統合で、工程を高速化

Johnson & Johnson社のエンジニアリングチームは、Servo Dynamics社の専門家と協力し、画像処理システムを工場のシステムに装備して統合するための検討と計画を実施しました。当初、さまざまな位置にあるLED画面からの光量変化によって一貫性がなくなるということが、設置時の大きな障壁となりました。Servo Dynamics社のチームは、この問題を解決するために、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)の制御部を使用してIn-Sight Explorerソフトウェアでプログラミングし、設置位置や光と色の配置を調整しました。また、この機能を簡単に適用し適宜設定できるようにしました。このビジョンシステムの設置は、わずか2か月で完了しました。現在では、生理用ナプキンの8つの生産ラインと、別の生理用ナプキンの1つの生産ラインにコグネックスの画像処理システムが設置されています。また、乳幼児用タルカムパウダーの4つの生産ラインすべてにも画像処理システムを設置しています。 

画像処理システム導入により、短期間で利益効果

Johnson & Johnson社は、センサエラーの問題を解決し、生産ダウンタイム率を0%に削減し、装置立ち上げにおける無駄を解消することに成功しました。装置停止が防止されたことによって節減されたコストと削減された無駄な経費は、最初の年だけで27,905.04米ドルでした。

「これまで、当社では、センサシステムや電子システムを手動で整えるために必要な作業担当者を含む多くのQA担当者によって、製品を15分間隔でランダムに検査する必要がありました。コグネックスのビジョンシステムを導入したことで、これらの作業が、モニタ画面で値を制御して調整するだけになり、簡単で便利になりました。」と、Johnson & Johnson社のエンジニアリーダーであるJenwich Mitravijarn氏は述べています。

「さらに、コグネックスの画像処理システムは、初めて使用するユーザーでも簡単に設定できることが分かりました。当社のビジネスは時間とともに変化し続けていますが、コグネックスの多様な製品はそのような変化にも対応し、当社固有のニーズも完全に満たしています。もう1つの重要な要素は、コグネックスによる販売前と販売後のサービスです。コグネックスは、それぞれの段階で最適なソリューションを見つけるのに役立つ、迅速なサポートと専門知識を提供してくれます。このため、将来に向けた投資が安心してできます。」

Johnson & Johnson社では、ますます高くなる市場の要求に対応するために、ほかの製品の生産ラインにも画像処理システムの設置を拡張していくつもりです。高品質の製品を維持することが、これまでもそしてこれからも、Johnson & Johnson社の第一の優先事項です。

Johnson & Johnson社について

ケアはいつも1人ひとりの為に、そして世界のために。この言葉によってJohnson & Johnson社の従業員の意識は高められ、結束が強められています。同社は、人々の健康と幸福を高めるための革新的なアイデア、製品、サービスをもたらす研究と科学を推進しています。250を超えるJohnson & Johnson社のグループ企業に属する約114,000人の従業員は、ヘルスケアのパートナーと協力し、世界中で10億を超える人々の生命に毎日触れています。

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