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チェコの自動車メーカーのコストおよび廃棄品の削減を支援する画像処理システムおよびバーコードリーダ

Bosch Jihlava manufacturing using cognex insight

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現在、自動車部品メーカーとそのサプライヤは、お客様に製品を出荷する前に大きな不具合を検知できるテクノロジを必要としています。このテクノロジは、部品検査において極めて高い精度を実現する必要があり、その許容誤差はわずか数ミクロン程度です。このため、チェコ共和国イフラヴァの自動車部品メーカー、Bosch Diesel s.r.o.のディーゼルシステム部門は製品品質検査用のマシンビジョンシステムとともに、生産するコンポーネントを追跡できるバーコードリーダを導入しました。

「私がBosch Dieselに入社したとき、コグネックスのビジョンテクノロジは既に活用されていて、バーコードリーダが約30台、ビジョンシステムは4台ありました。本体の製造は最初、鋳造段階から始まり、固まった状態に仕上げるのですが、コグネックスのビジョンシステムやバーコードリーダが非常に有用であることは証明されていました。互換性の問題を避けるためにも、いろいろなメーカーのビジョンシステムやバーコードリーダを使いたくありませんでした。私たちのニーズが拡大したときに、コグネックスのシステムを追加導入したのはこのためです。現在、我が社のCP 3本体製造部門だけでも、約80台のバーコードリーダと25台以上のビジョンシステムが稼働しています。イフラヴァのBosch製造施設全体でみると、さらにたくさんの台数が導入されています」と、Bosch Companyディーゼルシステム部門の技術者、Petr Koten氏は説明します。

ユーザをトレーニングして、バーコードリーダを使えるようにすることは難しくありません。各ユーザには、バーコードリーダをリスタートするための構成データマトリックスコード(DMC)が3種類記載されたデータカードが配布されます。これにより、バーコードリーダを別のドッキングステーションに移動し、指定された操作に合わせて、リーダの照明や確認シンボル、サウンドなどを簡単に設定できるようになります。マシンのオペレータがビジョンシステムの設定を行うことはありません。必要に応じて、レンズカバーを拭くだけです。CP 3部門では、12のセクションにある製造ラインで作業と仕上げの制御にコグネックスのバーコードリーダとビジョンシステムを使用していますが、その主な役割はポンプ本体やその他製品の製造エラーをなくすこと、エラーが検知された場合にその発生源を明らかにすることです。これにより、Bosch Jihlavaは、不具合のある製品を次の工程に送らないようにできるのと同時に、その不具合から学習することができます。DataManバーコードリーダは、マーキングされた6mm DMCの可読性制御に使用されます。コグネックスのビジョンシステムおよびバーコードリーダ導入前は85パーセントだった読み取りエラーの検知成功率が、現在、99~100パーセントまで上昇しています。 

Bosch Jihlavaの運用は要求が厳しく、マシンビジョンシステムの機能をサポートするその他のテクノロジの導入も必要でした。「周囲照明は、マシンビジョンシステムの機能に影響する可能性のある要因です。したがって、場合によっては、赤外照明など特別な外部照明も必要になりますが、これは問題なく、システムに組み込むことができます。カメラ、追加の照明、場合によっては送風機から構成されるシステム全体を制御するのは、外付けの制御ユニット(PLC)です」とKoten氏は説明します。

バーコードリーダとビジョンシステムには、製造工程全体を通して、あらゆる主要な操作から、ポンプ本体の追跡データを使用できるという大きな利点があります。製造要件に従って、作業時刻、作業員名、マシン、スピンドル、DMCのコード品質、本体の状態など、さまざまな特性がDMCを使って記録されます。製造における最も大きな効果の1つに、製造作業で記録された画像を使用して逆検索ができるという点が挙げられます。

さらに、コグネックスのバーコードリーダは固定接続なしでも使用できるという利点をもたらしました。これは以前にはできなかったことです。現在、使用されている約80台のバーコードリーダのうち、約75台はワイヤレスです。リーダを、通常配置されているテーブルから2~3メートル離れたところで使用しなければならないこともあり、こういった場所で有線リーダを扱うのは時間がかかるだけでなく、作業環境の床は滑りやすくラインオペレータにとって危険です。 

また、自動車部品製造の工程では、大量の塵埃が生じ、これがビジョンシステムに付くこともありますが、コグネックスのバーコードリーダやビジョンシステムでは、塵埃や汚れへの対処も簡単で、作業員はシフト1回あたり、カメラのレンズカバーを2~3回拭くだけです。その他 のメンテナンスは必要ありません。送風機はここで製品のDMCから塵埃を吹き飛ばし、リーダで確認できるようにするために使います。

自動車業界とそのサプライヤは新しいテクノロジに費やす費用を必要最小限に抑えようと多大な努力を払っていますが、Bosch Jihlavaのディーゼルシステム部門は、さらに3台のビジョンシステムの追加購入を計画しています。これはコグネックス製品が使いやすく、信頼できるからです。人件費削減が非常に重要なこの分野で、コグネックスのバーコードリーダとビジョンシステムはこういったコストの軽減に貢献いたします。

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